GASでプログラムを書いてみる | スプシの選択範囲を出力してみよう

こんにちは。テックブログの萱場です。

本日は、GASで簡単なプログラムを書いてみたいと思います。

スプシでGASを使うには、はんいの値を取得する、逆に指定した範囲やセルに任意の値を出力する。といっ操作が基本になるかと思います。

その中でも、今回は、スプシの選択したセルに関して、何行目何列のセルなのかを表示させたいと思います。

GASに関する説明はこちらを御覧ください。

サンプルコード

function getSelectedCellInfo() {
  // ①スプレッドシートのアクティブなシートを取得
  let activeSheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  // ②選択範囲を取得
  let selection = activeSheet.getActiveRange();

  // ③行と列のインデックスを取得
  let row = selection.getRow();
  let column = selection.getColumn();

  // ④出力
  Logger.log('選択したセルは ' + row + ' 行目の ' + column + ' 列目です。');
}

解説

まずはアクティブなシートを取得して行きます。

アクティブというのは、平素にいうと開いて使っている状況ということです。

getActiveSheet()というメソッドを使用すると、返り値として、”Sheet”クラスのインスタンスが返ってきます。このインスタンスは、プログラム実行時点でのアクティブなシートです。

①の部分で、アクティブなシートを取得できました。

②のgetActiveRange()メソッドは、Rangeクラスのインスタンスを返り値として返します。このインスタンスには、実際のセルの値を取得するgetValue()メソッドや、行を取得するgetRow()、列を取得するgetColumn()メソッド等が使用できます。

②でアクティブ(自分が選択しているセル)が取得できました。

③でその取得した行列のインデックス(番号)を各変数に代入しています。

最後の④Logger.log()というメソッドを使用して、任意として行と列の番号をログに出力するようにしています。

まとめ

非常に短いコードですが、GASを使用して、スプシの操作上の値を取得して、それを出力してみました。

このような簡単なコードを理解できたあとは、やりたいことのゴール(成果物)を設定(設計)して、そのために必要なことを積み上げていくだけです。

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