Google スプレッドシートの紹介 無料で使えて業務の自動化もできてしまう表計算ソフト

こんにちは。テックブログ編集者の萱場です。

今回は、弊社でも使用しているグーグルスプレッドシート(以下: スプレッドシート)に関してご紹介します。


概要

Google社が提供している 表計算ソフトです。

簡単にいうとマイクロソフト【エクセル】のグーグル版といったいところでしょうか。

2006年頃から、提供が開始されており、ローカル環境へのソフトウェアのインストールが必要なエクセルとは異なり、ブラウザ上(インターネット上)で操作できるのが特徴といえます。

また、日本では、スプレッドシートの呼称ですが、アメリカだとGoogle Sheetsという呼称が使われています。


特徴

インストールの必要なし

PCでの話ですが、ブラウザ(サファリ、クローム、エッジなどのインターネットで情報を見るためのアプリケーション)上で、使用することができるので、インターネットに接続すればどこからでもどのPCでも編集作業ができます。

※インターネットに接続してなくても、作業できるように予め設定しておくオフライン作業ができる機能もあります。

ファイル共有が簡単

ファイルの共有も簡単で、スプレッドシートのURLをシェアするだけで簡単にファイルの共有ができます。

いちいち、ファイルをメールなどに添付する必要はありませんし、いろいろな所に同名のファイルが存在しどれが最新のバージョンかわからなくなることもありません。

履歴表示機能

これも大変便利な機能で、そのファイルの更新履歴を確認することができます。

また、なにか大きなミスがあり、ファイルの変更を過去のある時点に戻したいとき、ファイルの更新履歴の中から以前の版を選択して、過去の版を復元することも可能です。

複数人で同時に編集ができる

インターネット上で編集するので、複数のユーザー(社員)が、同時に同じシートを編集することができます。

これは、会議やグループワークでも重宝します。

軽量で動作が軽い

例えば1万行を超えるようなファイルであってもアプリの立ち上がりや動作はサクサク動き、ファイルの容量による影響を受けにくいと思います。

独自の便利機能(翻訳、他のシートの参照etc)

グーグルといえば、グーグル翻訳などのサービスも有名ですが、スプレッドシートには、その翻訳機能を使用できる機能もあります。

GOOGLETRANSLATE関数

その他、グーグルが保有する証券情報を参照するGOOGLEFINANCE関数、URLで他のスプレッドシートファイルの値をそのまま参照できるIMPORTRANGE関数など、独自の便利機能があります。

また、地味に便利なのが、検索と置換で正規表現が使用できることです。正規表現による検索/置換は、データが多いほど効果を発揮する便利機能です。

Google App Script

これはエクセルでいうマクロのような機能です。また別の記事で詳しく書かせていただければと思いますが、プログラムを書いて、スプレッドシート上の操作はもちろん、Gメールや、ドキュメントなど、グーグルの他のアプリケーションと連動して自動化のツールを作る事ができます。

無料で使える

いろいろな特徴を紹介してきましたが、この紹介したすべての機能がスプレッドシートでは、無料で使用できます。

グーグルアカウント(一般的に〇〇△△✗✗@gmail.comのメールアドレス)があれば無料で使用できます。

無料で使用できる容量は15GBですが、スプレッドシート自体は、そこまで容量の大きなファイルにはならないので、無料でも十分使うことができます。

終わりに

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

いろいろな事が無料でできるというのがわかっていただければ良いかなと思います。

ぜひ、エクセルしか使ったことが無い方もスプレッドシートを一度使ってみていただけばと思います。


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